アプリ開発初心者がするべきことは？

はじめに

アプリ開発に興味があるのなら、開発のために何を用意しなければならないか、詳細を知る必要があります。

今回は、初めてアプリ開発を行う方向けに、アプリ開発に必要になるものをご紹介しましょう。

ハードウェアの準備

ソフトウェアの一種であるアプリの開発は、パソコンから行うことができます。まず、開発機として用意すべきパソコンについて説明します。

モバイルアプリの制作を考えている人であれば、iOSアプリの開発ができるMac OS Xのパソコン一択です。

Mac OS Xのパソコンであれば、OSに備わる「Time Machine」というソフトウェアで、データのバックアップを、外付けハードディスクへ簡単に残すことができます。また、「Boot Camp」というソフトウェアを使えば、Mac OS Xのマシンから、Windowsなどの他のOSを動作させることも可能になります。

Windows OSのパソコンは、アプリ開発に有用なソフトウェアの種類が魅力的です。iOSアプリ開発を行わないのであれば、十分に選択肢になるでしょう。

パソコンの形態についてですが、少し古めのノートパソコンで開発を行っているエンジニアも多数いらっしゃいます。持ち運びできることは便利ですし、ほとんど不自由はしていないようですが、デスクトップパソコンの処理速度は魅力的でもあります。

ただしノートパソコンを実際に使用する場合、パソコンの持ち運びを多く行うと、内蔵するハードディスクが衝撃で壊れてしまう事件がよく起こります。

そのため、開発機に搭載するストレージは、衝撃に強いSSD（ソリッドステートドライブ）に、是非カスタマイズしておきましょう。SSDを使用すれば、パソコンの応答速度も大幅に向上します。

ソフトウェアの準備

開発に使用するソフトフェアは、作成したいアプリによって異なり、人のオススメを聞いて用意するというよりは、開発のターゲットから大きく制限されることになります。これらのソフトウェアは、作成するアプリの開発準備に関連する書籍やウェブページの情報の通りに用意をしましょう。

また、特定のアプリ開発で用いられるIDE（統合開発環境）とは別に、高速で軽い「テキストエディタ」を用意して、使いこなせるようになりましょう。テキストエディタは、マシン側の設定ファイルの編集や、文字コードの変換など、役立つ場面が多いです。

テキストエディタも多くの種類があり、自分も何を使えばいいか悩んだことがありますが、結局は汎用的で使い慣れたものに落ち着きました。テキストエディタを初めて使う方であれば、人からオススメされるエディタをピックアップすればいいでしょう。

アプリ公開のための配信サービスのチェック

App StoreやGoogle Playからアプリを公開したい方は、配信サービスにて開発者アカウントを取得しておくなど、予め準備しておいたほうがいいでしょう。

配信サービスにおけるアプリ公開までには、クレジットカードなどの決済手段の登録や、アプリの収益が発生した場合に振り込まれる銀行情報の登録が、確実に必要になります。

また、アプリのビルドして実行するまでにも、配信サービスと連携した手続きが必要な場合があります。特にiOSでの開発では、アプリをデバイス上で実際に動作させるまでに、多くの登録手続きが必要になりますので、関連する情報を予め収集しておきましょう。

おわりに

今回はアプリ開発に必要なものを紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。みなさんのアプリ開発に貢献できましたら幸いです。