Google Play Developer Consoleの登録はどうやってするの?
はじめに
Androidアプリの公開を考えるとき、自分のWebサイトを立ち上げて、アプリを配信することも可能ですが、有料で販売するアプリやアプリ内課金の商品を管理したり、無料のアプリでもユーザーが安心してダウンロードできるようにしたりするためには、やはりGoogle Playからの配信が推奨されるでしょう。
今回は、Google Playの開発者向けのアカウント、Google Playデベロッパーコンソールでアプリ配信するために必要な手続きについて、ご説明します。
Googleデベロッパーアカウントを作成する
まず、GoogleのWebページから、Google Playデベロッパーコンソールへの登録を行いましょう。登録の手続きは、契約条件の同意や、公開についてのデベロッパー情報の入力からなるようです。登録のみ有料とのことで、料金は一度だけ支払えば良いようです。
なお、デベロッパーアカウントの登録処理は時間がかかる場合があるようです。ご注意ください。
アプリに電子署名を施す
デベロッパーアカウントへ登録するアプリは、電子署名を施している必要があります。
電子署名とは、間違いなく送り主が作成したデータであることを示すための証明書と、その証明の仕組みのことです。電子署名は、暗号技術を用いて実装されています。
ここで電子署名のやり方は割愛させていただきますが、多くの場合、アプリ開発にお使いになっている統合開発環境の機能を用いれば、実現できると思われます。
1度電子署名を施したアプリを提出すると、アプリの更新などで再アップロードが必要になる場合、最初のアップロードで使った電子署名と同じ署名を要求されます。
電子署名のファイルは、大切に保存しておきましょう。
アプリをアップロードし、アプリ情報を編集する
デベロッパーアカウントの登録を行い、アプリへの電子署名ができたら、そのアプリを自分のデベロッパーアカウントへアップロードしてみましょう。
アプリのアップロードは、自分のデベロッパーアカウントを管理するWebページから行うことができます。
アップロードしたアプリは、最初は非公開状態になっています。
アプリ公開のためには、言語・タイトル・説明・プロモーションテキスト・スクリーンショット・アイコンなどの宣伝材料となるデータや、アプリのカテゴリや販売地域、価格を決定するための管理情報を設定し、同意事項に同意する必要があります。
これらのアプリ公開の準備が出来次第、やり忘れたことがないか十分に確認してから、公開設定にしましょう。
また、アップロードしたアプリを使って、テスト用のアプリ配布を行うことも可能です。
おわりに
今回は、Google PlayからAndroidアプリを公開する方法について、説明させていただきました。
Google Playでは、アプリの審査などがないため、簡単に公開することができますが、逆に言えば、アプリのデバッグが不十分な場合には、その不具合がそのままユーザーの元に届き、評価されてしまうことになります。
アプリ公開を行う場合、特に有料コンテンツを扱う場合には、十分なデバッグを行ってから、公開するようにしましょう。
外部リンク
Google Play デベロッパー コンソール https://play.google.com/apps/publish?hl=ja