CRIWARE、Androidアプリの音ズレを解決する新機能を登載
「Android 音声再選遅延推測機能」を搭載
株式会社CRI・ミドルウェアは7日、スマートフォンゲーム開発向けCRIWAREに、音ズレ(音声再生遅延)を解決する「Android 音声再生遅延推測機能」を搭載することを発表しました。
CRI・ミドルウェアは2001年に設立され、音声・映像・ファイルシステムに関する研究開発、およびミドルウェア製品としての販売・サポート、スマートデバイスを活用した情報システムの開発・提供を手がけています。CRIWAREは、CRI・ミドルウェアが提供するミドルウェア製品のブランドです。
音楽とゲーム動画のズレを自動補正
スマートフォンゲームでは、Android端末における音声再生の遅延が開発者の大きな課題となっています。音ズレは、リズムやタイミングが重要となるゲームにとっては大きな問題です。
Android端末では、遅延時間が機種によって異なるため、従来は機種ごとに遅延対応が必要であり、ゲーム開発工数増大の一因となっていました。
今回の音声再生遅延推測機能により、音声再生の遅延時間をアプリ実行時にリアルタイムで推測・算出し、アプリでその数値に従って描画タイミングを補正する処理が行えます。そのため、どんな端末にインストールされても音ズレを自動補正でき、開発工数の大幅な削減になることが予想されます。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社CRI・ミドルウェア プレスリリース
http://www.cri-mw.co.jp/newsrelease/2015/e78k1e0000002uev.html